天井狙いの成否を決めるのは「天井が何Gか」ではありません。天井まで行き着く頻度、天井へ向かう途中で拾える出玉、そして何Gから打ち始めれば勝てるのか。この3つの組み合わせで、同じ「天井あり」の機種でもまったく別の立ち回りになります。ここでは掲載機種を同じ物差しで並べ、2026年機種に共通して見えている傾向をまとめます。
区間タイプをまたいで比べない
CZ間・初当り間・AT間・スルー間は、そもそも数えている単位が違います。CZ間は次のCZまで、AT間は次のAT当選までで、1つのAT間の中に複数のCZ間が入ることもあります。各カードの順位とメーターは、同じ区間タイプの機種だけを集めた中での相対評価です。区間タイプが違う機種同士を、順位やスコアの大小で比べないでください。
天井到達率は機種によって桁が違う
掲載機種の天井到達率は、いちばん低い区間で0.04%、いちばん高い区間で14.54%。同じ「天井あり」でも、実際に天井へ届く頻度には桁の差があります。到達率が高いのは天井が浅い機種とはかぎりません。1区間あたりの平均ゲーム数が短い機種ほど天井までの距離が相対的に近くなり、結果として到達率が上がります。天井到達率は「天井の深さ」ではなく「天井の恩恵が実際に効いてくる頻度」を測る数字だと考えてください。
到達率と通常TYは同時に高くなりにくい
天井まで頻繁に届く機種は1回の当選で取れる枚数が控えめ、逆に1回が重い機種は天井まで届きにくい。掲載機種を並べると、この傾向がはっきり出ます。両方が上位に来る機種は少なく、そういう機種は天井狙いの効率が突出します。逆に、到達率が高くても通常TYが薄い機種は、天井まで打ち切る前提の資金計画が必要になります。
同じ機種でも、どの区間で狙うかで結論が変わる
複数の区間タイプを持つ機種では、区間の選び方だけで評価が反転します。たとえばLパチスロ からくりサーカス2はAT間ではまず天井に届きませんが、CZスルー間なら現実的な頻度で届きます。L ガンダムユニコーン 覚醒DRIVEも、CZ間とAT間で到達率が一桁変わります。各カードの区間ブロックを見比べて、その機種をどの区間で見るかを先に決めてください。こうした機種では「何Gハマっているか」より先に「どの区間を見ているか」を決める必要があります。
実際に打つ判断は狙い目(機械割ボーダー)で
到達率やTYは機種の性格を測る指標で、実際に台の前で使う数字は「何Gから打てば機械割が106%を超えるか」です。各機種のレポートに載せている狙い目Gは、機種ページの「狙い目(機械割ボーダー)」と同じ集計から出しています。機種ページでは条件別のボーダーや前回条件による変動まで扱っているので、狙う機種が決まったら機種ページへ進んでください。
レポートで使っているタイプ
各機種のレポートは、次のタイプを共通の言葉として使っています。
王道型 … 天井到達率と通常TYがどちらも上位。天井狙いがそのまま機種の主戦場になる。
数で拾う型 … 到達率が高く、1回あたりの獲得は平均的。回数を打って積む立ち回り。
一撃型 … 到達率は控えめだが通常TYが厚い。届いたときの見返りで取り返す。
浅く拾える型 … 狙い目(機械割ボーダー)が浅く、条件を満たす台を数多く拾える。
中位型 … 到達率も通常TYも中位。ほかの条件で判断が動く。
スルー回数型 … ゲーム数より、CZやボーナスのスルー回数で拾う機種。
保険型 … 到達率が1%未満。天井は担保にならず、ゲーム数以外の根拠が要る。
区間選択型 … 複数区間を持ち、どの区間で見るかで結論が変わる。