吉宗

モード判別ポイント

流鏑馬演出失敗時は、的の大きさに注目！中以上は上位モード示唆となる。

前兆パターンに応じて上位モードが示唆される。

鷹狩りモード判別ポイント

鷹の羽演出のパターンに応じて鷹狩りモードが示唆される。

リール変則始動は鷹狩りモードの示唆となる。

ボーナス終了後の期待値表

ボーナス終了後は、裏鷹狩り経由を含めると193G以内の期待値が大幅に上昇します。こちらはあくまでも全平均の期待値表となるため、立ち回りの際は、通常モード別や鷹狩り間条件別の期待値表を参考にしましょう。

鷹狩り間条件別の期待値表

以下は、鷹狩りモードを考慮した期待値表です。鷹狩り間で、REG回数や押順ナビの発生回数を条件別に狙い目を変えることが可能です。鷹狩りモードの詳細は、現段階で不明ですが、実践データを踏まえて価値を換算してみました。

設定変更後の期待値表

解析では、設定変更後の恩恵は特に確認されていません。しかし、実践値データを参考にすると、鷹狩りモードB以上と推測されます。以下は、鷹狩りモードBを想定した期待値表となります。

初当り性能差の違い

本機では、BIGとREGで獲得できる枚数に大きな差があります。BIGでは711枚獲得できる一方で、REGでは約72枚と少量です。出現比率はBIGが約6割、REGが約4割となっており、初当りの6割近くでまとまった出玉が見込めますが、4割は出玉が控えめになる傾向があります。

BIGは安定して711枚を獲得できるため、非常に大きなメリットがあります。逆にREGに偏ると、どうしても物足りなさを感じてしまいますね。

では、初当りの性能差を具体的に見ていきましょう。

表からも分かるように、初当りがBIGだった場合は1G連や裏鷹狩りへの期待度がREGに比べて圧倒的に高くなります。ただし、1G連自体の発生率はそれほど高くなく、ある程度の試行回数を重ねてもなかなか1G連に繋がらないケースも珍しくありません。およそ初当り8回に1回程度の頻度で1G連が発生するイメージです。

なお、BIG当選時の1G連2回の発生率＝裏鷹狩り突入期待度は約2.5%。つまり、初当りBIG約40回に1回の割合で裏鷹狩りに突入する計算になります。

鷹狩りモードの期待値差

本機には、A～Eまでの5段階の「鷹狩りモード」が存在し、モードの段階によって「鷹狩り」突入の期待値が変わります。前兆の高確率へ移行した際には、現在の鷹狩りモードに応じて「鷹狩り」突入が抽選され、モードが上位になるほどその当選率は高くなります。

中でも最上位であるモードEは、「鷹狩り」突入が濃厚と考えられます。

鷹狩りモードが昇格するきっかけは以下の3つです。

• REG開始時
• 押し順ナビ発生時（1/655）
• 前兆失敗時

これらの発生頻度から、鷹狩りモード別の性能を予測・評価してみました。

予測値について

たられば「吉宗 天井期待値 ゾーン狙い」実践データによると、REGが3回を超えたあたりから天国モードへ移行しやすくなる傾向が見られます。このことから、平均的にはREGを4回ほど引いたタイミングで最上位のモードEに到達する可能性が高いと考えられます。また、鷹狩りモード昇格率をREG開始時の20%、押順ナビ発生時の10%、前兆失敗時の5%と仮定すると、モードEに到達する確率は約1/3900となります。この確率は、REG4回引く確率とおおよそ一致します。

上記の表は、高確率移行時の鷹狩り突入率を、鷹狩りモードBが25%、モードCが50%と仮定した場合の予測値です。実際の数値は前後する可能性がありますが、おおよそこのような傾向になると予想されます。特に鷹狩りモードC以上から、公表されている平均BIG比率（60%）を上回るものと考えられます。

「鷹狩り間条件別の期待値表」ではREGの回数や押順ナビの平均発生回数を目安に、狙い目を判断しやすくしています。ただし、前回の「鷹狩り」突入からの履歴を追う必要があるため、実戦でどこまで活用できるかは不明です。

とはいえ、周囲の台も含めて「鷹狩り」に突入したタイミングを把握しておくことで、狙い台の特定がしやすくなるでしょう。

注意点
たとえば、鷹狩りモードEで「鷹狩り」に突入しても、ボーナスに当選しなければその時点でモードはリセットされてしまい、特別な恩恵は何も得られないことがあります。なお、「鷹狩り」でボーナスに当選する期待度は約69％です。

ボーナス終了後の狙い目まとめ

ボーナス終了後の基本的な狙い目は以下の通りです。機械割104%と期待値2,000円ラインの目安をまとめてます。

やめ時

ボーナス終了後、天国モードの天井である193Gまで回した場合の機械割は100％を超えることが公表されています。単純計算でも期待値はプラス1.3枚となるため、前兆の可能性も含めて193G付近までは様子を見るのがベターです。

裏鷹狩りを経由した場合は、天国モードが濃厚となるため、193G付近まで必ず続行しましょう。

また、193Gまで回している途中で「通常B以上の示唆」が出た場合は、465G付近までフォローすることをおすすめします。

もし465G付近を超えてしまった場合は、一度遊技を中断し、改めて期待値の高いゲーム数から再開するのが得策です。

本機はモード移行や期待値の設計が非常に巧妙で、やめ時の判断に迷うことがあるかもしれません。

ズルズルと深追いしてしまうのを防ぐためにも、以下のような明確なルールを持つことが重要です。

1. 天国モード中に通常B以上の示唆があれば465Gまでフォロー
2. 465Gを超えたら一旦やめる

天国フォローの付加価値

天国モードのフォローは“必須”というわけではありません。得られる期待値はプラスですが、その日まだ複数回の初当りを狙える余裕があるか、もう遊技をやめるかによって判断が分かれます。状況に応じて即ヤメも一つの選択肢です。

しかし、より詳細に見てみると、0〜100Gは平均で-63.4枚とマイナス域ですが、100〜193Gでは+64.7枚と、実は後半部分にこそ期待値が集中しています。つまり、100G以降から193Gまでをカバーできる状況であれば、十分に高期待値を積むことが可能です。

さらに、例外的なケースとして「有利区間リセット」の条件が満たせそうな場合、たとえば前回差枚数が1600枚以上あるような状況では、続行が推奨されます（具体的な差枚条件はまだ不明）。この場合、100Gほど回してBIGを引ければ、有利区間リセットに届く可能性があります。BIGで安定して711枚を獲得できる点も踏まえると、このタイミングは狙う価値が十分にあるでしょう。

補足
ボーナス当選の期待が高まるゾーンは「100～193G」付近となるため、そこまで引っ張られると、前回差枚1750枚以上が必要になります。

設定狙い補足

設定狙いをする際は、まず「初当り確率」に注目しましょう。高設定ほど「通常B」や「天国」が選ばれやすくなっています。

ただし、193G以内に当選する割合が他のモードでも比較的高いことが予想され、実際の挙動から天国モードを見抜くのは難しい仕様です。そのため、モードからの判断に頼るのではなく、素直に初当り確率を重視するのが得策です。

また、1G連の期待度にも設定差があると予想されます。これは裏鷹狩りの突入率、つまり出玉性能に直結します。おそらく設定1と設定6では倍近い差があると思われますが、裏鷹狩り自体がかなりレアな要素なので、設定判別の軸としてはやや弱いのが難点です。

本機のモード設計は非常に巧妙で、設定判別の難易度は高いことが予想されます。シンプルに「初当り確率に注目する」という基本を押さえておくことが、成果への近道となるでしょう。