設定差は「当たりやすさ(確率)」と「1回の当たりの獲得(TY)」の2つに分かれて現れます。この2つの比を掛けると1ゲームあたり獲得の比になり、それが設定差の総量です。同じ総量でも、中身が確率側に寄っているか出玉側に寄っているかで、設定狙いの戦い方はまったく変わります。
設定差の総量と、判別の速さは別
掲載機種の1ゲームあたり獲得の比は1.16倍〜1.72倍です。総量が大きい機種ほど高設定の価値は高いのですが、それが早く見分けられるかは別の話です。判別に使えるのは基本的に確率差のほうで、1回あたりの獲得枚数の差はばらつきが大きく、数十回程度の当たりでは測れません。総量が同じでも、確率差が大きい機種のほうが早く見切れます。
確率差スコアと出玉差スコアは同じ長さで比べられる
どちらも同じ区間タイプの機種の中で標準化した0〜100の値です。比率は掛け算の量なので、対数に直してから標準化しています。棒が長いほど、その差が同じ区間タイプの中で大きいという意味です。2本を並べて長いほうが、その機種の設定差の主戦場になります。
同じ機種でも、区間によって性格が変わる
複数の区間タイプを持つ機種では、確率差が大きい区間と出玉差が大きい区間が分かれることがあります。どの当たりを数えて判別するかで、たどり着く結論が変わるということです。カード内に複数のブロックがある機種は、判別に使う軸を先に決めてください。
設定5だけ顔が違う機種がある
比較は設定4・5・6の3つで出しています。奇数設定と偶数設定で性格が分かれる機種では、設定5だけ確率差と出玉差の出方が反転することがあります。設定6を前提にした判別が、設定5には当てはまらないことがあるという意味です。
数値の出所(重要)
設定1は実践値(EV Analyzerの設定1精査)ですが、設定2以降は公表の解析値と、それをもとにしたシミュレーション値です。実践値は設定1にしか存在しません。設定別のTYが算出できない機種・区間は、確率だけを片肺で並べることはせず、掲載していません。
レポートで使っているタイプ
各機種のレポートは、次のタイプを共通の言葉として使っています。
確率差型 … 差が当たりやすさに出る。判別が速く、設定狙い向き。
出玉差型 … 差が1回の獲得に出る。高設定の価値は高いが、見分けるのに時間がかかる。
両取り型 … 確率差・出玉差ともに大きい。設定差の総量が大きい機種。
差が小さい型 … どちらも小さい。設定狙いの優先度は下がる。
中位型 … 確率差・出玉差とも中位。狙う設定域で見るべき指標が変わる。
区間で変わる型 … 区間によって確率差と出玉差の主従が入れ替わる。