Lパチスロ かぐや様は告らせたい

本機にはボーナス初当り確率に設定差がありますが、その差は大きくありません。しかし、以下のポイントにも設定差があるようです。

• 初当りBIG比率やSUPER BIG比率
• EXTRA BONUS比率
• 1G連特化ゾーン当選率
• ロングフリーズ確率

設定差の影響を確認するために、解析値の逆算による平均獲得枚数と初当りボーナス種別ごとの平均獲得枚数が近似値となるように、BIG比率などを変動させて試算してみました。しかし、(SUPER)BIG比率だけではREG比率が極端に偏ってしまうため、他にも設定差の有力候補があると考えられます。

本機のゲームフローは、ボーナスに当選し、BIG1G連を狙って出玉を増やしていく形です。純増は9.0枚で、BIGなら1G連の期待度は約45%です。つまり、BIG初当りで平均1.8回（連チャン内BIG滞在中のトータル）のBIGを消化でき、引き戻しチャンスに移行します。引き戻しチャンス中のボーナスは、当選すると1～100Gの間で告知タイミングが抽選されます。この間にチャンス目を引くと、告知タイミングの短縮抽選を受けられます。

引き戻しチャンスの特徴は、ボーナス当選時はBIG以上、かつ連チャン扱いになることです。ボーナスを5連チャンさせると、引き戻しチャンスの成功期待度が約50%まで上昇します。

ここでポイントとなるのが、本機は連チャンするほど出玉性能が高くなることです。この出玉性能を上げるカギを握るのが1G連抽選と引き戻し期待度です。ここでは、引き戻し期待度に着目し、試算したところ極端な偏りもなく矛盾が解消されたので、可能性のひとつとして計算内容を公開します。以下の結果をご覧ください。

解析値ではないので、あくまでも予測に過ぎませんが、初当りがREGかBIG以上かで大きく性能が異なります。引き戻し期待度の設定差にも注目しましょう。5連チャン以上した場合は、設定1で約50%に上昇しますが、設定6なら推定80%位まで上がるかもしれません（SUPER BIG比率の設定差次第で変動）。

仮定値で計算しているため、実際の解析とは異なる可能性がありますが、引き戻し期待度が最も重要な要素である可能性が高いです。本機の仕様を見ても、引き戻しチャンスはATに該当すると言えるでしょう。

高設定の挙動について
以上のことから、引き戻しチャンスがいつもより明らかに成功しやすい場合は、高設定の可能性が高まると考えられます。特に設定6では、ボーナス5連チャンに到達しやすく、到達すれば引き戻しチャンス間を約70～80%でループするのではないかと予想されます。しかし、解析情報では一言も触れられてない事項となるので、誤りの可能性もあり、注意深く挙動を観察することが推奨されます。

もちろん、ボーナス初当り確率や終了画面などの設定示唆パターンも駆使して総合的に設定を判断するのが良いでしょう。

補足
BIG中の1G連の抽選確率が明らかになりました。これは全設定共通で、毎G抽選されます。1G連抽選に設定差がないことが確認されたため、まだ断定はできませんが、引き戻し期待度に設定差がある可能性がさらに高まったと言えるでしょう。